2020年 ローゼンベルグオウゴンオニクワガタ ブリード開始
WDからブリードした個体が成熟したと見えるので、今シーズンのローゼンベルグオウゴンオニクワガタのブリードを開始します。
今シーズン種親になる個体はこちらの2ライン。ローゼンは昨年の経験から得た改善点を実行し、まずは70mmオーバーを目指します。
【累代】WF1
【産地】ジャワ島西ジャワ州Mt.salak
【親】WD ♂68mm×♀47mm
R-48ライン:♂63mm×♀48mm
R-46ライン:♂63mm×♀46.8mm
1週間ほど前に同居させたところ、しっかりメイトガードするようになっていたので、サッサと産卵セット組んじゃいましょう。
急いでいるのには理由があって、実は1ヶ月ほど前に♀が2匹とも落ちかけた。羽化から3ヶ月経った♀のマットを針葉樹に変えて数日経ったある日
1匹は動かなくなり関節はユルユルで完全に落ちているじゃないか……。もう1匹もほぼ動かず痙攣しているし……。とりあえずまだ息のあるほうは水苔をひいた別のケースに移し、死んだほうは標本にするかもしれないのでタッパーに入れた。この時は累代が途絶えるかぁと覚悟した。が、なんと翌日2匹とも復活。
歓喜、歓喜、歓喜の嵐。特に完全に死んだと思った関節ユルユルの個体が復活したのは驚いた。こんなことあるのね。しかし、こうなるとやはり原因は針葉樹マットっぽいんだよなあ。もう大事な個体には使えないわ。
さて、そんな復活劇を経験した♀達に産卵セットを組んでいきます。
今回は菌糸ビンをチョイス。個人的にローゼンで実績があるのと、数ヶ月前に自分で詰めて失敗気味で放置してたカワラ菌糸ビンがあったので丁度良いなと。
いつも通りズボッと穴を開け♀突っ込み、菌糸ビンをそのままケースに入れて完成のお手軽産卵セット!
23〜25℃の場所に置いて1週間ほど様子見です。