【完結】2019年オオクワガタブリード マツノ久留米編⑦
前回から1ヶ月が経ち、5月過ぎた辺りから蛹の羽化がドンドコ始まり、ようやく計測できるくらいに固まってきました。2019年オオクワガタブリードの完結編です。
産地:久留米産
種親:CB ♂73mm×♀48.5mm
飼育温度:8月〜9月 25〜28℃、10月〜11月 23〜25℃、12月〜1月中旬 20℃、1月中旬〜2月 10〜15℃(室温)、3月 21〜23℃
飼育期間:約10ヶ月(8月孵化 ⇒ 翌年4月〜5月羽化)
菌糸&マット:大夢B、Rushレギュラーマット(4本目の蛹化用に使用)
結果:♂80mm、77.6mm、77mm、黒神様(不全)×2
:♀50.6mm、50.5mm、50mm、49mm
♂の最大はギリ80mmでなんとか目標達成!正直言うともうちょい大きくなるかなと思ってたけど。ま、3本目あたりでみんなダイエットしてしまったのでこんなもんかね。その他個体も73mmの親は超えてるから及第点ということにしときましょう!
♀は最大50.6mm。その他個体はも50mm前後といったところで平凡なサイズ。
黒神様が2頭も誕生……。
親子ツーショット。右が親の73mm、左が子の80mm。
成熟までは水苔入れたタッパーでゆっくりしてもらいます。スペース取らなくて素晴らしい(笑)
というわけで、2サイクル目のオクワガタのブリードは、とりあえず目標の80mmをクリアして満足な結果。冬場は室温に任せて温度管理もテキトーだし、もう少し菌糸と温度に気を使えばあと2〜3mmは大きいサイズを狙えたとは思うけど、飼育環境的にこれ以上注力することはできないのでこの辺りが妥当な線かなと。
オオクワガタでサイズ出すのは難しい。これを改めて痛感しました。もちろん血統が一番重要な部分ではあるんだろうけど、それなりの数を抱えた上でかなり考えて飼育しないと90mm前後なんて異次元レベルは出ない。ガチ勢の方々の熱意は凄いですね。
さて、今シーズンやるかは分からないけど、次回オオクワガタのブリードは、この個体達で掛け合わせる or 昨年ブリード失敗した能勢YGの82mmをこの♀に掛け合わせることを予定してます。
血統物のオオクワガタに関しては、産地云々はもう気にする必要はないと思ってるので、久留米産に能勢YG掛けるのも全く抵抗なしの方向で(笑)
みんな大好きオオクワガタは、やはり魅力的な虫ですな。