ヘラクレスオオカブト ブリード初挑戦 番外編『パンやさん加工』
ヘラクレスヘラクレスの卵が続々と孵化したので、幼虫飼育用のケースを購入してきました。
ヘラヘラ幼虫飼育のド定番、ダイソーのパンやさん×14個。
パンやさんはなかなか売っていないと聞いていたけど、近くにある大きなダイソー行ったら運良く売っていたので、店頭に並んでいたのをゴソっとまとめ買い。メガフードコンテナと迷ったが、飼育スペースを考慮すると取っ手がないパンやさんのほうが好ましいのよね。
さてさて、このパンやさんは安くて容量も入り保湿性も高くて幼虫飼育のケースとしては文句なし!という評価だが、積み重ねができないという結構大きな欠点がある。
フタに穴を開けてタイペストシールを貼って使用するのが一般的な使用方法であり、積み重ねをするとフタの穴が塞がって意味ねーってのが理由らしい。
なるほど。しかし、スペース的に積み重ねをしないとメタルラックに入りきらないから、どーにかするしかない。
結果、誰もが思いつくであろう単純に横に穴開けちゃうことにした。フタがダメなら横だ!横しかない!
ギュイーンとインパクトドライバーで6mm怪の穴を6箇所開けてみたけど、酸素流入用として満足かどうかは不明。
そして、この小さな穴を塞ぐのにタイペストシール使うのはもったいないので、薬局で見つけたメッシュ地のサージカルテープを使うことにした。少々薄いような気もするけど、要は酸素透過してコバエが入ってこなきゃいいんだから問題ないはず。
こんな感じで6箇所の穴にペタペタ貼って完成。見た目はイマイチだな(笑)穴ごとにテープを切って貼るんじゃなくて、無駄はあるけど長めのテープ1本で片面の3穴全部塞ぐほうが良さげかも。ま、もったいないから俺にはできないけど……。
穴開けてテープを切って貼る作業をひたすら繰り返し、なんとか14個の作業完了。計84個の穴を開けてテープで塞いだんだな。つ、疲れた。
そんなこんな苦労の甲斐あって、ヘラヘラ幼虫用として準備していたスペースにバッチリ入れることができました。良かった良かった。
この程度の加工で本当にパンやさん積み重ね問題が解決できたのかは怪しいが、数日間このまま様子見て問題なさそうなら幼虫投入しようかね。
大宮KUWATA 2020へ行ってきた
昆虫飼育を始めてから毎年来ている大宮KUWATAに行ってきました。
今年はコロナの影響で開催が危ぶまれたものの、色々な都合もあってかまさかの決行。ただ、ドルクスグッズ、ランバージャック、くわかぶプラネットなど有名店が相次いで出店を取り止めるなど、正直言ってかなりのスケールダウン感は否めなかったかな。
縮小開催により13時半に一般入場が変更とtwitterで確認できたので、午前中にジム行ってから来場。
入場受付ではマスク配布、会場内にはいたるところ消毒液が置かれていた。この状況で開催したんだから、このような対応は必須か。それでも防げないから、ほとんどのイベントが中止になってるわけで。
それでもこの賑わいですよ。
例年と比較すると身動きが取れないような状態ではなかったから、感覚的には3〜4割減くらいかな。出店も減った影響でスペースがあり、空いてる印象を受けたのかもしれないが。
そんな中、1時間ほど物色して購入したのはこちら!
そうです、生体買ってません(笑)買ったのは2007発行のKUWATAオウゴンオニ特集号と撮影用のコルク樹皮だけ。生体も買いたかったけど、価格的に買いだ!と思えるものがなく、結局スルーしてしまった。
まず、今年は今飼育している種に集中し、気軽にホイホイと増種はしないというのが基本ポリシー。そこに割って入れるほど欲しい種って高額のがほとんどになってしまい、高額種は結局こーゆうイベントでもそこまで安くならないから手が出ないのよねー。
そんなわけで、ほとんど買い物はしてないけど、普段は行くことがない店をたくさん見ることができて本当楽しかったし、最後の大宮開催に参加できたのがなにより良かった。来年は浜松町らしいね。
俺は短い間だったけど、大宮KUWATAの歴史に感謝。
ボイレアウシカクワガタ ブリード初挑戦⑥
前回の11月のマット交換から3ヶ月が経過。
実は2ヶ月が過ぎた時点で♀が1匹羽化してました。
そこから約1ヶ月が経過したので、今回は♀の掘り出しとその他ボトルの様子を見てみることに。
先頭きって羽化した♀は、すっかり黒くなり固まっており、ちょこまかちょこまか動いて元気いっぱい!これなら問題なさそうだ。
では、残り5本のボトルを暴いてみましょう!
1本目、♀蛹(前回測定時5g)
2本目、♂蛹(前回測定時11g)
まさかの蛹化不全。動いてはいるけど、背面は脱ぎきれていなくて不全特有の悪臭を放っている。残念ながら羽化は厳しいだろう。一番期待していた個体だけに残念でならない。
3本目、♀前蛹(前回測定時6g)
4本目、♂前蛹(前回測定時7g)
ラストの5本目、♂蛹(前回測定時9g)
ようやくまともな♂が出た!と喜ぶも、よくよく見ると後ろ脚が一本あらぬ方向に曲がってる。おそらく羽化は問題なさそうだが、この脚は形成不全で取れちゃうだろうな。というわけで、♂の完品は前蛹に託すことになってしまった。
結果羽化していた個体なし。完全に早まったようです(笑)今回掘り出した蛹と前蛹は、人工蛹室に移して羽化待ちすることに。春頃には全て羽化してるかな。どうか♂の完品が拝めますように。
ヘラクレスオオカブト ブリード初挑戦③
ヘラヘラ初ブリードの続きです。
採卵から2ヶ月ほど経ち、卵が……孵化!
なんとかブリード成功です。ヘラヘラのブリードを失敗するクソ雑魚ブリーダーにならず済みました(笑)採卵時は無精卵かもと思った卵も特に問題なかったようで、無事に全て孵化してくれで良かった。
その後も何度か産卵セット組み、追加でいくつか採卵済。
これで幼虫9匹、卵6個となり、全て無事に孵化すれば計15匹。ちょっと多い気もするが、まあまあ狙ったあたりの頭数に調整できたかな。ヘラヘラは場所取るからあんまり多く抱えられないんだよねえ。
とりあえずコバシャ大にタコ飼い。1ヶ月くらいしたら、ダイソーでパン屋さんかメガフードコンテナ買って個別飼育に切り替える予定。
そして、頑張ってくれた♀ちゃんはお役御免ということでゆっくり余生を過ごしてもらいます。お疲れ様!ありがとねー。
2020年釣り 1st Attack in 鴨川漁港
待ちに待った2020年釣り始めは、千葉の鴨川漁港へ。初の外房遠征ですよ。奥湾や内房よりも水温が高く、この時期でもアジが結構釣れているらしいので期待が高まる。
さて、本日も友人に運転してもらえるので朝からガソリン(ビール)を飲みつつ向かいます。鴨川は初めて来たけど、高速下りてからが遠いのねー。
11時から釣り始め……
あれれ?釣れないぞ
アタリすらほぼない
ゆ、夕まずめになれば釣れるし!
星が綺麗だな……
というわけで、まさかの?ボウズ。全く釣れず、完敗です。地元の方々に聞いたら、1月はアジ爆釣だったが最近は渋いらしい。
特に今日は周りも全然釣れていなかったから、まあしゃーないという感じ。回遊魚は入ってこないとボウズ確定だと改めて実感した。もっと暖かい時期なら回遊魚以外も色々と狙えるんだろうけどねえ。
釣り場自体は良い場所だったから、またそのうちリベンジに行こうと思う。次こそ釣ったるでー。
ウガンデンシスがやってきた
とーっても綺麗な外国産カナブンの代表格?ウガンデンシスの幼虫を購入しました。今年はあまり増種しない予定だけどこいつは別枠。ずっと気になっていて昨年購入するはずだったのに、タイミングが合わずに延び延びになっていたやつなんだよね。
近くのかねだいに寄ったら、幼虫1匹498円と安かったので迷わず購入。かねだい安定のCB。親のサイズも色も不明です(笑)
800ccボトルに入った状態で購入したので、そのままでも良いかと思ったが、幼虫の生存確認で暴いてみると線虫だらけ!とりあえずマット全交換して1400ccボトルに移し替え。マットはもちろん万能なRUSHレギュラーマット。大概これでどーにかなるはず(笑)
所謂ブンブン系と呼ばれるカナブンの飼育は初めて。何事もなく羽化までいってくれると良いけど。果たしてこの個体達はどんな色になるのかも含めてとっても楽しみです。
【完結】ローゼンベルグオウゴンオニクワガタ ブリード初挑戦14
昨年の2月にKUWATA大宮で購入したローゼンベルグオウゴンオニクワガタ。
長々とブリード挑戦記録を書いていましたが、幼虫7匹が全て羽化したので完結編です。
産地:ジャワ島西ジャワ州Mt.salak
種親:WD ♂68mm×47mm
飼育温度:23〜25℃(何回かミスって30℃いったことも……)
飼育期間:約8ヶ月(4月〜5月孵化 ⇒ 11月〜12月羽化)
菌糸:大夢K ♂800×1、1400×3本 ♀800×3本
結果♂63mm×2、61.5mm、55mm(放出済)
♀48mm、46.8mm、44mm(放出済)
というわけで、目標にしていた親超えならず!イマイチなサイズばかりで無念……。まあ初めての外国産クワガタのブリードということもあり、勝手が分からず手探りで試行錯誤した結果だから仕方ないかなと。
反省点は色々あるんだけども主に2つ。1つめは温度帯が高すぎたこと。幼虫はもっと低温でじっくり育てるべきだった。現在同じくカワラ種のタランドゥスの幼虫を飼育しているが、こちらは孵化から20℃くらいでやっている。ローゼンも次回は20℃あたりをキープさせなきゃだね。
2つめはオウゴンオニでよくある暴れ対策が全くできなかったこと。もう暴れ始めると止まらん。されるがままボロカスにされた菌糸ビンを交換し、体重増えないしコスト的にもかなり痛かった。これについては正直言ってまだ対策が分からないので、次回もまた同じようになりそうな気もするが……。
個人的にローゼンベルグオウゴンオニクワガタは子供の頃に一番憧れたクワガタだったので、自分の手で飼育からブリードまで経験することができて本当に嬉しくとても楽しめた。
かっこよすぎるぜ、ローゼン!
最高だぜ、ローゼン!
この個体達が後食開始したら、WF2を狙って今年もブリードしますよ。次回こそは70mm超えを!