平成最後の日を迎えて
俺は昭和生まれだけれども、物心ついたあたりが平成元年あたりなので、基本的には平成と共に生きてきたと言える。ベルリンの壁崩壊と湾岸戦争の映像がとても幼少期の記憶に残っている。
色々あって俺も家族持ちのおっさんになったわけだけど、こんな所謂昭和時代の普通の幸せ的な生活ができているのは本当に奇跡だと思っている。俺なんて本当に引き篭もりニートになるようなルートだったのに不思議なもんだよなあ。
平成末期は経済や代議制民主主義を絶対として突き進み様々な問題を抱えた状態だ。正直言って、こんな大変な時代に子供を生んでしまって良かったのか考えることもあるし、申し訳ないなと思う気持ちもある。
この先数十年続くであろう令和という時代は、今までの日本にしがみつく生き方は通用しない時代になるだろう。余程のことがない限り日本は衰退する。というか既に衰退しているのだから。
とにかく願うのは、世界が平和でありますように。子供達が自分の足で立って歩けるように。ただそれだけです。
俺の人生で達成したいことの筆頭であった前田智徳の引退試合を生で観ること、カープの優勝を生で観ることは達成したから、平成に思い残すことはもう何もない(笑)
ありがとう、平成。
さようなら、平成。