【完結】ボイレアウシカクワガタ ブリード初挑戦⑦
昨年購入し、ブリードに初挑戦したボイレアウシカクワガタの幼虫が全て羽化。完結編ということで自身のメモとして飼育についてまとめを書き残します。
産地:ベトナム北部イェンバイ
種親:WD ♂50mm × ♀30mm
飼育温度:23〜28℃
飼育期間:約7ヶ月(8月〜9月孵化 ⇒ 翌年2月〜3月羽化)
マット:LBS No.1 ギネスマット、Rushレギュラーマット どちらも800cc×2本返し
結果:♂59mm(不全)、47.5mm
:♀33.5mm、33mm、32mm
産卵は柔らかい材を好むとのことなので、放置によりフカフカになるまで劣化していた人工カワラ材でトライし、結果9つの卵が採れて幼虫飼育開始。
途中で溶けたり、蛹化に失敗したりで羽化まで漕ぎ着けたのは結局5匹だけ。特に♂が酷く、完品羽化したのは幼虫時に一番小さかったこの個体のみで47.5mmと親越えならず。
期待していた最大体重の幼虫は蛹化不全で落ち、2番手は羽化不全と散々な結果でした。とほほ。原因はよく分からん。
♀はサイズ的にどれも似たり寄ったりながら、どの個体も30mm以上と親越え。ま、小さいけどね。
飼育してみた感想としては、特に温度帯も気を使わない種なので難易度低い。マットで飼育できるからリーズナブルにできるし、その割にカッチョええ個体が羽化してくるのでおススメ度は高いかな。不全で落ちてしまったけど、もう少し飼育に気を使えば60mm越えの♂は出せそうな感じ。
マットは2種類で試したけど、Rushレギュラーマットで十分だと思う。キノコマットもいけそうな気はする。
これでとりあえず1周目のブリードはお終い!今年継続するかは検討中……個人的にはとても好きな昆虫だから続けたい気持ちはあるけど、他種との兼ね合いでスペースの都合があるからねえ。
似たような種であるスペキオススシカクワガタと違い、あまり飼育している人もいなくて人気イマイチっぽいけど、ボイレアウシカクワガタ良い虫です。
皆さんもぜひ……!